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どんな時に3Dレーザースキャナーによる測量を頼めばいいの?活用するならこんな時!!

3Dレーザースキャナーを業務に活用しようとお悩みの方も多いのではないのでしょうか。
3Dレーザースキャナーは便利で強力な機器ですが、その能力を十分に発揮できる場所と出来ない場所があります。
そのため、自分の想定している業務で3Dレーザースキャナーが使えるかどうかを事前にしっかりと考えることが大切になってきますが、3Dレーザースキャナーに馴染みがないと何が何だかわからないですよね。
そこで今回は、そんなお悩みを持つ人のために3Dレーザースキャナーを活用しやすい時をご紹介したいと思います。

3Dレーザースキャナーを活用するのはこんな時!

さて、どんな時に3Dレーザースキャナーを活用すればいいのでしょうか?
主に3Dレーザースキャナーを利用する人はこんな悩みを抱えている場合が多いです。

1.設計図がない!

事故で設計図を紛失してしまったり、そもそも古い建造物、歴史的建造物なので設計図が残っていない。なんて言うことはよくあることだと思います。
こういうときに3Dレーザースキャナーが力を発揮します。
3Dレーザースキャナーは建造物の構造を点群データとしてミリ単位で立体的に把握することが可能なので、建造物の構造を三次元データとして正確に再現できます。
取得した点群データをCADデータとして出力することで、そこから新たな設計図を作成することが可能です。
他にも、三次元データから設計図を起こすメリットとして全体ではなく欲しい部分だけの図面を取得したり、平面図、断面図、立面図とニーズに合わせた図面を作成できるなどが挙げられます。

3Dレーザースキャナーを利用したデジタルアーカイブ化の取り組み

2. 増改築で現状の把握が出来ない!!

建設時の設計図は残っていても度重なる増改築で設計図の状態とはまるで違った状態になってしまっていることも珍しくありません。
そういう時にも3Dレーザースキャナーが役に立ちます。
3Dレーザースキャナーであればプラントのような複雑な構造物でも正確にスキャンし、解析結果をデータとして保存できます。
一度、三次元データとして取得してしまえばそこから設計図を作成することや3Dモデルを作成して現在の構造を立体的に把握したり、更なる増改築のためのシミュレーションをおこなうなど様々な応用が可能です。

3. 測量範囲が広い!

広範囲の測量をおこなえることは3Dレーザースキャナーの特徴のひとつです。
河川や山間部、ゴルフ場のような広大な地形の測量をしようとすると時間も手間もかかっていしまいますが、3Dレーザースキャナーを使えば状況を改善できるかもしれません。
もっともよく使われている地上設置型3Dレーザースキャナーでも一度の計測で数十~数百メートルの範囲を計測可能なので、従来の測量方法に比べて大幅な効率アップが見込めます。
「森林のような障害物が多い場所はウェアラブルタイプ」、「障害物は少ないけどとにかく広い場所なら3Dレーザースキャナー搭載型ドローン(UAV)」のような現場に合わせた使い分けをすればより効率的な測量も可能でしょう。

4. 現場の構造を立体的に把握したい!

現場の図面だけで判断すると「幅は大丈夫だけど高さが足りなくて重機が入れない!」なんてこともあるかと思います。
3Dレーザースキャナーを使い3Dモデルを作成すれば高さの問題などが視覚的にはっきりとわかるので現場での思わぬトラブルを防ぐことに繋がります。
他にも、土砂崩れのような突発的な要因で現場の状況が正確に把握出来なくなってしまった時などに、素早く3Dに起こす手段としても重宝します。

5. 測量したいけど人通りが多くて・・・

駅前のような人通りの多い所を測量する場合、封鎖が必要になったりすると非常に手間がかかってしまいます。
そんな時は、ウェアラブルタイプの3Dレーザースキャナーを使うと良いかもしれません。
ウェアラブルタイプは人間が背負って歩きながら計測できるタイプの3Dレーザースキャナーなので人込みにまぎれながら計測なんてことも可能です。

ウェアラブルスキャナ「HERON」を使ったデモ動画

6. 業務をデジタル化したい!

最近では、国土交通省による「i-Construction」の試みなどもあり業務のデジタル化を考えている事業者様も多いかと思います。
土木・建築業では工事完成図書を三次元データで提出することで現場確認を省略できるなどのメリットもあるため普及が進んでいます。
そういったデジタルデータを用意する際に役に立つのが3Dレーザースキャナーです。
3Dレーザースキャナーで作成した3Dデータは応用範囲が広く現地の断面図の作成が簡単に出来るようになったり、ICT建機を動かす時の基本データとして三次元の地形データを渡したりすることが出来るようになります。

参考リンク:点群データを活用してICTを推進(建築・土木編)

まとめ

3Dレーザースキャナーを活用しやすい場合をいくつかご紹介させていただきました。このようなお悩みを持つ場合3Dレーザースキャナーの出番かもしれません。
もちろん、今回紹介した例以外にも3Dレーザースキャナーを活用できる場面というのはたくさんあります。
ソーキテクノロジーブログでは他にも様々な3Dレーザースキャナーの活用事例を紹介しているので、ぜひ、そちらも参考にしてください。

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