IoTでできることってなに?IoTとは?
目次
近年、業務のデジタル化などによるIoTの導入事例が増えています。
最近では日本政府が新型コロナウィルスにより日本のデジタル化の遅れが判明したとして「デジタル強靭化社会」の実現を目指すとした新たなIT戦略を決定しました。
いまや多くの業界で話題となっているIoTですが、IoTとはどういったものなのか説明するのはなかなか難しいものだと思います。
ソーキ販売では3Dレーザースキャナーの販売やレンタルだけでなくIoTによる業務の効率化のための事業もおこなっておりますが(詳しくはこちら )、何ができるのかよくわからなくて導入に踏み切れない事業者様も多いのではないのでしょうか。
そこで今回はIoTについてわかりやすく説明してみたいと思います。
IoTとは?
IoTとは「Internet of things」の略で日本語では「モノのインターネット」とも呼ばれます。
いままで、インターネットに繋がるのはパソコン同士であることが普通でしたが、IoTではあらゆる「モノ」がインターネットへ接続され相互に情報のやり取りをおこないます。
IoTによりモノの状態が常にわかるようになることで、部屋のドアが開いているかどうかといった身近なことから、工場の生産ラインの状態や田んぼの水位の確認といった産業分野での応用まで幅広い利用が期待されています。
IoTで「モノ」がネットワークに接続されるとどんなことができるようになるの?
IoTでは大きく分けて次の4つのことができるようになります。
これらを組み合わせることで業務の遠隔操作やデータ解析による業務効率の改善などに役立てることができます。
いままでは作業の道具でしかなかった「モノ」たちが情報収集のデバイスとなることで新たに得られるデータは、物事の判断のときに今までにない新たな視点を与えてくれる可能性を持ちます。
データの応用次第では大きな利益をもたらしてくれるでしょう。
モニタリングでモノの状態をチェック
IoTにより離れた場所にあるモノのモニタリングが可能になります。
モノに搭載されたセンサーで、周辺の温度や湿度、速度や振動をはじめとしたモノの状態、モノの位置などの情報を収集しつねに現状の把握ができるようになります。
データを収集・蓄積
モニタリングしているデータを収集・蓄積します。
情報の蓄積と言えば「ビッグデータ」が有名ですが、人やモノの行動を記録して蓄積していくと貴重なデータとなりえます。
集めたデータの分析
集めたデータを分析することで、異常が発生していないかや稼働実績の把握をします。
分析結果をフィードバックし、業務の改善に役立てる
データ分析により機器の異常を素早く察知し、メンテナンスをおこなう。非効率な部分を見つけて改善するなどの活用が期待できます。
ネットワークを通じて操作をすれば離れたところにある複数の機器を管理することも可能であり人的コストの削減などにも繋がります。
まとめ
今回はIoTとはなにか、IoTではなにができるのかを解説しました。
次回からはIoTが普及する理由やIoT導入事例をご紹介していきたいと思います。
ソーキ販売では事業者様のIoT化推進するためのソフトウェア・システム開発を行っております。
ソーキ販売ではソフトウェア・システム開発事業として
- Webアプリケーション制作
- IoT機器ソフトウェア制作
- 計測機器等連携アプリケーション制作
などのサービスを行っております。
業務のIoT化や最新テクノロジーの導入に興味を持たれている事業者様がおりましたらどうぞお気軽にご相談ください。
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